第01章 —
活気あふれるベトナムの首都
著者は肌寒い12月のある日にハノイを訪れました。「まだ朝の6時だというのに、ハノイはすでに大賑わいで活気に満ちている」と彼は驚嘆しました。外国人観光客にとって、ハノイの朝は生命力に満ちあふれています。自転車にバラやキク、チューリップの花かごを載せた行商人が通りを縫うように行き交い、ホアンキエム湖の周辺では高齢の女性たちが陽気な音楽に合わせて踊っています。そのすぐ近くでは、スーツを着たオフィスワーカーたちが歩道沿いのプラスチックの椅子に座り、湯気立つフォーの丼を囲みながら談笑していました。
Nikkei Asiaによると、ハノイは1975年以降、急速な発展を遂げてきました。現在、市内にはカフェや古着屋、レストラン、伝統工芸のワークショップが立ち並んでいます。ハノイ市観光局によると、2023年には400万人の外国人観光客が訪れ、その大半が36の狭い通りが迷路のように入り組む賑やかな旧市街に滞在しました。
ここにある多くの店舗は、かつてベトナム王室向けの品々を専門に制作していました。ハンバック(Hang Bac)通りでは、今も銀細工師たちが精巧なジュエリーを手作業で制作しています。一方、ハンマー(Hang Ma)通りは装飾用の紙製品や文房具で有名で、12月になると赤と白のオーナメントで彩られた鮮やかな「クリスマス・ワンダーランド」へと姿を変えます。
第02章 —
活気あふれるストリートフード・シーン
著者は市内有数の名物店へと案内されました。ベトナムの主要な交通手段であるバイクで混雑する通りを抜け、海老、豚肉、もやしが詰まったパリパリのパンケーキで、フレッシュハーブを添えて甘酸っぱいヌックマム(魚醤)につけて食べるバインセオを出す小さな食堂に立ち寄りました。
次に訪れたのは、ハノイの名物料理であるチャーカーを提供するレストランでした。これはターメリックやガランガルでマリネしたナマズ類を炭火で焼き、熱い油の中で青ねぎやディルとともに炒め、柔らかい米粉麺、香ばしいピーナッツ、独特の強い風味を持つエビパースト(マムトム)と一緒に味わう料理です。
さらに試食したもう一つの料理はブンチャーです。香ばしく焼いた豚肉のつくねや豚バラ肉を甘酸っぱいタレに入れ、米粉の細麺やフレッシュハーブとともにいただく料理です。この料理は2016年、バラク・オバマ元米大統領が故アンソニー・ボーディンシェフとともに Bun Cha Huong Lien で食したことで一躍世界的に有名になりました。
第03章 —
コーヒー文化
Nikkei Asiaは、コーヒーがベトナム人の生活において特別な存在であることを指摘しています。同国の中部高原地帯(セントラル・ハイランド)は、ロブスタ種コーヒー栽培の一大拠点です。今日、ベトナムは世界第2位のコーヒー輸出国であり、世界のロブスタ供給量の40%以上を占めています。
ハノイで絶対に味わいたい名物の一つがエッグコーヒーです。有名な Giang Café では、卵黄を砂糖やコンデンスミルクとともに泡立て、濃いブラックコーヒーの上にクリーミーで濃厚なフォームを重ねます。他にも、クリーミーで塩味のあるトッピングが特徴のソルトコーヒーや、香ばしいココナッツミルクを使ったココナッツコーヒーなど注目のバリエーションがあります。
第04章 —
歴史と文化
ハノイには、フランス植民地支配からのベトナム独立への闘いを象徴するホアロー収容所から、戦時中に避難所として使われたソフィテル・レジェンド・メトロポール・ホテルまで、歴史の面影が色濃く残っています。
さらに、Nikkei Asiaはハノイで試すべき10の体験を挙げています:
1. ストリートフード(屋台料理)を楽しむ
2. 市内ツアーに参加してベトナムの歴史を学ぶ
3. ホアロー収容所博物館を訪れる
4. 朝のホアンキエム湖畔で運動をする
5. 文廟(Van Mieu - Quoc Tu Giam)を散策する
6. 陶芸教室に参加する
7. エッグコーヒーを味わう
8. ベトナムのバインミーを味わう
9. 水上人形劇を鑑賞する
10. ベトナム民族学博物館で半日過ごし、ベトナムの各民族の日常生活や伝統について学ぶ




